含有量で徹底比較!!目的別おすすめプロテイン|各成分の効果と飲み方
筋トレをサポートしてくれるプロテインやアミノ酸などのサプリメントは、今やトレーニングに欠かせない存在です。効率を上げるには飲まにゃ損ですからね。
私はプロテインよりアミノ酸サプリ推しなんですが、まだまだプロテインを飲んでいる人の方が多いんではないかと思います。
これもチェック→【アミノ酸とプロテインはどっちがいいのか】
そのプロテインもかなりの種類があって、どれを飲めばいいのかわからない方も多いんじゃないかと思います。中には、どんな成分が入ってるか気にせず、ただ「友人や知人に勧められたから」という理由でプロテインを飲んでいる方も多いのではないでしょうか。
でも、ちゃんと目的に合ったプロテインを飲まないと、せっかく買って飲んでもちゃんとした効果は得られませんよ!!
筋肉をつけたいのか、回復を早くしたいのか、太りたいのか、コストを抑えたいのか…
ということで、今回はそれぞれのプロテインの成分の効果や、有名どころのプロテインを集めて数値で比較できる表を作ってみました。
代表的な栄養素の含有量で比較して、含有量と価格のコスト割合もわかるようにまとめたので、これで自分の追い求めているプロテインを見つけちゃってください!
表の一番下には、おおよその平均値も載せてあるので、自分が気になっているプロテインは平均値からしてどのくらいなのかも比較してみましょう!
こちらからショートカットどうぞ!
プロテイン徹底比較表
※この表は各プロテインに記載してある情報を基に作りました。
※記載の平均値は、一覧に載っているプロテインの平均値から出していますが、あまりに数値が大きいものに関しては抜いて平均値を割り出している項目もあります。
記載されている成分の効果
ここでは各成分の効果を解説していきます。
どんな効果が欲しいのかを考えて、その効果が得られる成分の含有量が多いプロテインを探してみましょう!
ナトリウム
ナトリウムの働きとしては、体の細胞のバランスを整えてくれたり、タンパク質の分解をサポートしてくれる役割を持っています。
それと、プロテインに記載してあるくらいですから筋肉と直接関係がありまして、ナトリウムは筋肉の収縮を正常に保つ役割があるんです。
ナトリウム不足になっちゃった場合、低ナトリウム血症という状態になって筋肉を動かすための栄養バランスが崩れて筋肉の痙攣が起きたりします。神経の伝達にも重要な役割を持っているため、最悪の場合、意識障害を起こしちゃうこともあるとか…
運動すると汗をかきますよね。その汗と一緒に体内のナトリウムもいっしょに外に出て行ってしまうので、大量の汗をかく運動をした場合には、ナトリウム不足の状態になりがちなので、しっかりナトリウムが入ったプロテインを飲むといいですね。
ナトリウムは直接的にエネルギーや筋肉になるわけではありませんが、体内の様々なバランスを整えてくれる効果があるので、ある程度入ってた方がいいですね。
でも、ナトリウムを摂りすぎた場合はカリウムとのバランスが崩れて高血圧などの症状が出る場合があるので、摂りすぎには注意です。
タンパク質
知っている人も多いとは思いますが、タンパク質は筋肉の源となります。タンパク質が体内で代謝されて筋肉となります。ちなみに、「代謝」=「分解」ということです。
あと、タンパク質は体の細胞を作るのにも必要な物質で、髪の毛や肌の生成にも必要な栄養となります。
ですが、だからといってタンパク質の数値が高いものを選べばいいかというとそういうわけでもなく、必要以上に摂り過ぎてしまうと、消費されなかったタンパク質は脂肪に変わってしまい、それが肥満の原因ともなります。
ですので、自分の体型やトレーニングに合わせて、タンパク質含有量を調整して、プロテインを選ぶことが大切です。
筋肉を大きくするための激しいトレーニングをする人や疲れている人ほどタンパク質を多く摂り、そこまで運動をしてない人はタンパク質量が少なめのプロテインを選ぶようにしましょう。
炭水化物
炭水化物の特徴は、インスリンの分泌を促進してくれたりテストステロンの生成を助けたりする成分です。
そのインスリンとは筋肉の元になるアミノ酸を運ぶ役目をしてくれて、しかも筋肉の分解を防いでくれたりもします。
テストステロンも、筋肉の生成を助け、脂肪も分解してくれます。そして、テストステロンを働かせるためにはインスリンが必要なので、この両方を有している炭水化物を摂れば、タンパク質をしっかりと筋肉に変えてくれるというわけです。
それと、炭水化物は筋肉を動かすときに必要なエネルギー源でもあります。
炭水化物が足りていないと筋肉からエネルギーを削り取ることとなり、筋肉量を減少させてるかもしれません…
タンパク質をしっかり摂っているのに筋肥大しないという方は炭水化物不足の可能性もんあるので、炭水化物の量が多いプロテインを飲んでみるといいかもしれません。
エネルギー
このエネルギーとは、熱量、すなわちカロリーのことです。
ご存知とは思いますが、カロリーを摂りまくれば太ります。ですが、太るからといって不必要不必要ということではありません。エネルギーと書くくらいですから、筋肉を動かすのにもエネルギーが必要、そう、カロリーが必要ということです。
逆に言い換えれば、走ってカロリー(エネルギー)を消費するのではなく、カロリー(エネルギー)のおかげで走れているということです。
この動画を見るとタンパク質とエネルギーの関係性がわかりやすいです。摂り過ぎれば太るし、摂らなすぎてもエネルギー不足になるということですね。
脂質
ご想像の通りですが、資質とは脂肪になる成分です。
この脂質は気にせずとも普段の食事で摂れると思うので、あまり高い数値のものを選ぶと太ってしまう原因になるので取りすぎ注意です。
余分な脂肪を付けたくないという方は脂質を少なめに、体を大きくしたい人や太りたい方は脂質が多めのプロテインを選ぶといいでしょう。
ソイプロテイン、ホエイプロテイン、カゼインプロテインの違い
プロテインは基本的にたんぱく質が主原料ですが、このたんぱく質にも種類があって、どの種類のタンパク質で作られているかによって、効果がかなり変わってきます。
でも、これも実際はっきりとわからないで飲んでいる人も多いんじゃないでしょうか。
もしかしたら自分の思ったように筋肉がつかないという人は、このタンパク質やプロテインの種類を知らないということが原因かもしれません。
これもここでしっかりと覚えて、自分に合ったプロテインの種類を選ぶようにしましょう!
ソイプロテイン
まず、ソイプロテインは大豆を主原料としたプロテインで植物性タンパク質です。
吸収に時間が掛かるのでゆっくり消化されていきます。プロテインが体内で消化されていく段階でペプチドという状態になるんですが、そのペプチドの状態が長くなるので抗酸化作用にも期待できます。筋トレをした日の夜に飲むと、ゆっくりと筋肉の生成を助けてくれるので、筋肉痛になりにくいかもしれませんね。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは牛乳や卵を主原料とした動物性たんぱく質です。
ホエイプロテインは吸収が早く、即効性があるプロテインです。吸収が早いのでトレーニングをした人にはすごく向いているプロテインですが、運動しない人がホエイプロテインを飲んだら脂肪になるだけ、ただ太るだけなので、筋トレをしてる人向けのプロテインということです。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインは、ホエイプロテインと似ていますが、ホエイより吸収されるまでの時間が長く、精神を安定させてくれる成分であるグルタミンが多く含まれているのが特徴です。
各成分にはそれぞれ役割があって、人によって目的も異なるので、一概にはどれがいいとは言えません。やはり、ある程度自分で知識をつけて、自分の目的にあったプロテインを摂ることが目標達成や理想の体作りに大切です。
自分の目的に合ったプロテインを選んで効果的に鍛えていきましょう!