ラグビーのキックに挑戦!種類、スクリュー・コンバージョンキックの蹴り方と練習法
ラグビーは、サッカーの要素もあり、ボールを蹴ってチャンスを生み出すことがたくさんあります。
キックの種類は、「ハイパント」「ショートパント」「スクリューキック(タッチキック)」「コンバージョンキック」など、いろいろな場面や状況で違う蹴り方をします。
その状況の場面で最高のキックをするのは相当のスキルが必要になります。練習をして思った通りに蹴れた時は気持ちいいです!
そこでここでは、ラグビーボールの蹴り方を簡単にご紹介します。
これからラグビーのオリンピックもあるのでキックやパスが出来るようになっておくともっとラグビーを楽しめますよ!!
《カッコいい!黒と赤のおすすめラグビーボール》
広い公園やグラウンドに遊びに行く時にラグビーボールを持っていって練習してみましょう!
《ラグビーのパスの投げ方(スクリューパス・平パス)》
※ラグビーボールを蹴ったり投げたりする時は必ず広い場所で行いましょう!思ってもない方にボールが弾んで飛んで行って、誰かの顔に当たったりと、面倒なことになりかねません…(汗)
コンバージョンキックの蹴り方
このキックは五郎丸選手のお祈りポーズを行った後に蹴る蹴り方です。
これは基本的にボールを置いて蹴ります。
お皿のような道具(キックティー)を使ってボールを置くのが主流ですが、風が強い場合などは味方に押さえてもらって蹴ったりもします。
ボールを置く角度、実は選手によってバラバラなんです。
最近はボールを寝かせて蹴っている方もいますが、これはボールが縦方向の方が反発が強いので、遠くに飛ばせるからですね。ボールを持っている方はイメージが付くと思います。
縦の場合は狙う範囲が狭くなるので、さらに難易度が上がります。なので、始めはほぼ縦の状態で蹴ればいいと思います。
慣れてきたら他の選手を真似したり、練習で試行錯誤しながら自分の蹴りやすい角度を見つけましょう。
ボールの蹴る位置は、だいたいどの角度でもボールの中心のちょっと下の部分。
ボールが縦の場合でも横の場合でもまっすぐ力が伝わる位置ですね。
そこを、靴紐の結び目あたりで押し込むように蹴ります。
あまり力を入れてしまうと、まっすぐ飛ばず、自分の蹴った足の逆側へ飛んで行ってしまいます。
このキックは変なところに力を入れずに足を振り向くことが大事です。
うまく蹴れた場合は縦回転でまっすぐ飛んでいくはずです。
蹴る時の足の運び方は、だいたいボールを蹴る位置から5歩くらい離れた場所から蹴るモーションに入っていきます。五郎丸選手の場合は下がってから一歩横に移動してますね。
選手によってボールの位置や歩数など全部バラバラなので、試合を見るなどしていろいろな選手の真似をすることも、うまく蹴れるようになる近道です。
毎回同じ状態で蹴れるようにするために、五郎丸選手のおなじみ「お祈りポーズ」というルーティンをしています。
野球のイチロー選手もあの袖をクイクイやることもルーティンですね。
アスリートの方たちはいろいろなルーティンを持ってます。このキックをする時も自分のルーティンを見つければ、さらにキックの精度が増すでしょう!
自分のルーティン見つけてみましょう!
この動画を参考にしてみてもいいかもしれません。かなり練習を積んで自分のルーテインや蹴り方が定着しています。
にしても、みんなカッコいいな…
スクリューキック(タッチキック)の蹴り方
スクリューキック(タッチキック)は、遠くへ飛ばす時に蹴るキックです。スクリューパスのように回転して飛んでいくのでスクリューキックと呼ばれているんですね。
このキックの精度が上がって自分で狙った場所へ蹴れるようになると、タッチラインギリギリに蹴れることができて、相手の陣地へ大きく入り込むことができます。
このキックの蹴り方は少し難易度が高いので頑張って練習しましょう!
スクリューキック(タッチキック)の練習方法から。
初めはボールを真横に持ち、真ん中の部分を蹴ってみてください。つま先を伸ばして蹴りましょう。
ボールが真横の状態で、回転しながらボールが飛んでいけばオッケー。多少回転がいびつでもいいです。
ボールが横のまま安定して回転するようになってきたら、先程やった真横のボールを蹴るのと同じイメージで、ボールを傾けて飛ばしたい方向へ蹴ります。
※右足でのキック
あとは何回も蹴って感覚を覚えましょう。
蹴ってるといい回転でボールが飛んでいく時があるはず。その時の感覚を忘れずに!!
このキックは、シュルル~と飛んでいくので、綺麗に蹴れた時は最高に気持ちいいです。
ボールを持っている人はお休みの日に大きいグラウンドへ行ってチャレンジしてみてください!
ドロップキック(キックオフ)の蹴り方
ラグビーボールを一回バウンドさせて蹴るキックです。このキックも慣れが必要になってきます。
ラグビーボールは楕円球なので、まっすぐ落とした場合はどこに飛んでいくかわかりません。
なので、必ずどこかの方向に少しずらしてボールを落とします。
私の場合は、少し自分側に倒して落としていました。
ボールを落とす時は、両手で腰から膝の間くらいの高さから自分のキックしやすい場所へ落とします。
何回も落として、同じところに跳ねるようにするための練習が必要ですね。
この落とし方を何回もやり、同じ場所に跳ねるようになってきたら、キックをしてみましょう。
蹴るボールの位置は、コンバージョンキックと同じところです。
ボールのこの辺を蹴るイメージを持ちましょう。まっすぐ力が伝わる位置。
何回も落としてボールが来る位置がわかっていたら、あとはタイミングだけです。
キックの蹴り方を解説してきましたが、なんとなくイメージできましたか?
実際に蹴ってみないとイメージがつかめないと思うので、スマホ片手に広い場所に行って、キックしてみてください!
もっと本格的にラグビーのキックを学びたい人へ
2019年にラグビー界の超ビックなイベント、ラグビーワールドカップが、ここ日本で開催されます!その翌年の2020年東京オリンピックでは、7人制ラグビーも行われます。
五郎丸選手などの注目選手の存在と、前回大会での日本代表の大活躍の影響が重なって、日本におけるラグビー人気もかなり高まっています。
野球チームやサッカースクールというのはよくありますが、今まであまり目にしなかった少年ラグビースクールの加入者も増えているようですね。
でも、ラグビーをプレイしている人達が増えているのにもかかわらず、トップリーグで活躍しているラガーマンは別ですが、ラグビー界全体のスキルがどうも伸び悩んでいるようです。
そういった選手強化のために、もっとも重要な要素は何だと思いますか?
それは、優秀なコーチの存在です。
ラグビーに限った話ではないですが、野球やサッカーと比べ、父親世代の方にラグビー経験者が多くないことが、優秀なコーチが少ない原因です。
ラグビースクールでは、コーチは不足していなくても、選手にキックをきちんと指導できる人が少ないのが現状です。
そこで、ラグビースクールの指導者や、もうワンランク上のキックを習得したい人に、絶対に目を通してもらいたいものがあります。
それは、日本代表でワールドカップに出場したことのある天才的キッカー栗原徹さんが、日本のラグビーキック指導における問題点を解決するためのキックのコツをまとめたDVDです。
>>ラグビー・キック上達革命~チームを勝利に導く正確無比なキックを習得する方法~
局所的なテクニックとは言え、そのテクニックを身に付けた選手がいるチームといないチームでは、チームの成績に雲泥の差が出ます。
チームに、このキックテクニックを指導できる指導者がいることで、どれだけチームを強くできるかということは、ラグビーを知っている人ならわかるはずです。
日本全国の少年ラグビーや中高生ラグビー選手など、将来を担う選手を育てる立場に立っている指導者にとって、
「一体どう教えたらいいのだろう?」
「試合で生かせるキックはどうやって練習したらいいのだろうか」
といった悩みが、必ずどこかにあるはずです。でもこのDVDがあればそんな心配もなくなります。
このキックの蹴り方を伝授してくれるのは、元日本代表選手で大活躍した、あの「栗原 徹」。ラグビーに興味がある人なら知らない人はいないと思います。
大学時代の対抗戦で29連続ゴールキック成功を記録。さらに、2002年のワールドカップアジア最終予選・台湾戦では、当時の世界記録となる1試合60得点を達成した、まさに高校、大学、トップリーグ、世界でも活躍した一流ラガーマンです。
楕円球を蹴る天才的テクニシャン、栗原徹さんの指導が受けられるのは、この「ラグビーキック上達革命」だけです。
コンバージョンキックはもちろん、試合の流れの中で蹴る全てのキックの使い方を、足の位置、体の重心をどう移動していくかなど、全て詰め込まれています。
今現在ラグビーを指導している方、プレイしている方にもぜひ目を通してもらいたい内容です!
気になる方は公式サイトで詳細をチェックしてみてください。一度会得したら一生ものです。一流のスキルを身につけましょう!
パスにもチャレンジしてみましょう!
【ラグビーのパスに挑戦だ!〜スクリューパス・ストレートパスの投げ方〜】
ラグビーのルールや出てくる言葉を知りたい方は、下の記事にまとめたので参考にしてください。
【ラグビーのルールや言葉まとめ】
ラグビーのタックルや戦術を学びたい方はこちら。
【元日本代表のラグビー指導方法】